あちらこちらの庭先で水仙が綺麗に咲いています。清楚さと香りが大好きです。

「小豆を煮てまえんかなあ？」と７０代くらいの男性のお客様・・・よく聞けば、毎年　小豆粥を村で作ってみえるのですが　今年は当番に当たっておられるとのこと。１月１５日は小正月で邪気を払い一年の健康を願って小豆粥を食べる日ですね。当店の餡では甘いので　煮方を教えることになりました。『小豆を一晩　水に浸して水を吸わせてから強火で火を入れ、沸騰したらざるにあけて汁を捨てて、もう一度小豆がかぶるくらいの水をいれて沸騰したら弱火でコトコト４０分くらい煮てください。』美味しい小豆粥ができるといいですね。

昨日は鹿児島の上村さんからの依頼で『ケーキ大福』を大阪の同級生の方に発送しました。毎年　鹿児島に帰って来られると　お土産を持って立ち寄られるそうですが、今年は残念ながら会うことができず　お土産を置いて帰られたので、そのお礼のようです。共に本州にみえたころは京都で『鹿児島人　田舎モン同窓会』をされていたそうで、鹿児島の地元の仲間よりも結束力が強いんだそうです。今日の午前中には着いているはず・・・今頃　上村さんを懐かしんでケーキ大福を頬張ってみえるでしょうね。

成人の日は明日ですが　今日　成人式のところが多いようです。近所のあすみちゃん、美容院で着付けをしてもらい　その帰りに『内祝』でケーキ大福といちご大福の詰め合わせをお買い上げいただきました。これから牧のおじいちゃんおばあちゃんに晴れ姿を見せに行って　お祝いを頂くのだそうです。ふたりとも大喜びされるでしょうね！おめでとうございます。

今日はいちご大福をお買い上げ頂くお客さんが多い日でした。不思議なもので、朝一番に売れるものは　その日一番売れる商品だという　勝手なジンクスがありますが、今日も当たりました（笑）いちご大福は作り置きはしていないので　朝一番の高田さんにはお寒い中（まだお店の中が暖まっておらず）お待たせしてしまいました。お子様連れのお客様は「作っている所が見れて良かった。」と喜んでいただけましたが・・・。お急ぎのお客様にはご予約をお願いしています。

明日１１日は『鏡開き』ということで「粒餡をわけてほしい」というお客さんがみえました。

鏡開きはお正月（年神様がいらっしゃる松の内の間）に神様や仏様に供えた鏡餅を下げて食べる日本の年中行事で、神仏に感謝し、また供えられたものを頂いて無病息災を祈って食すというものです。神様にお供えしたものに刃をたててはいけないということで、割ったり砕いたりします。割るという表現は縁起が悪いので末広がりを意味する『開く』を使うようです。一般にあずき（豆）を使った汁粉やぜんざいに餅（御魂）を入れて、『健康・丈夫』を一緒に食べる縁起もの、お願いごとです。

２０代半ばのママが生後３か月の赤ちゃんを抱いてご来店・・・「ここのケーキ大福が好評なんです。」と８個入り、１０個入り、１２個入りの３箱をお買い上げ頂きました。５月からお仕事を再開されるとのことで、お世話になってみえる方にお年賀として手土産にされるそうです。若いのに偉いですね。家事とお仕事の両立は大変ですが頑張ってください！